転職先でのやり方が駄目だったり、方針が合わないと批判して、次の転職先を探し始めてしまう人がいます。
やり方が駄目だとしたら、批判をするよりも改善の提案をすべきです。
入社したばかりでは難しいかもしれませんが、時間をかけて改善を進めることは可能です。
それが転職先の企業から求められることなのです。
今の会社が自分に合っていないと思うときには?
今の会社であなたがやりたいことができなくなって、転職を考えるかもしれません。
そして転職先の会社では、あなたがやりたいことができるかもしれません。
ですが、それが続くかどうかはわかりません。転職先の方針が変わることもあるからです。
そのとき、あなたは再び転職するのでしょうか?
会社の考えとあなたの考えが合うことは永遠にありません。
もし、また自分のやりたいことができなくなって、再び転職先を探したとしても、やりたいことをやり続けられるというわけではありません。
転職を考えるよりは、今の会社でやりたいことに近づく方がいいのではないでしょうか?
会社が合わなくて転職してしまう人とは?
転職する人は転職先の会社で、自分の条件が満たされると思っています。
しかし、会社が自分の条件を満たしてくれると思っている人は、「会社が合わないから転職する」というパターンになり、転職癖から抜けなくなってしまいます。
自分に合う会社を見つけるためには、自分の優先順位を決めておく必要があります。
実際に会社で働き始めたときにも、自分の優先順位を決めておくと役に立ちます。
転職先の方針が変わったときにも、自分の優先順位と比較することで、次の転職先を探すのではなく、その会社でできることを考えるようになれるのです。
壁にぶつかったら、変えられるものを変える。
あなたの周囲には、変えられるものと変えられないものがあります。
自分は変えられますが、相手は変えられません。
思考や行動は変えられますが、感情は変えられません。
未来は変えられますが、過去は変えられません。
会社や職場に不満を持っている人の大半は、変えられないものに焦点を当てて考えています。
例えば、毎日他人の仕事にケチをつけるような同僚がいたとしても、突然その同僚がケチをつけなくなることはありません。
そんな同僚の行動を気にしていたところで、疲れるのは自分だけです。
変えられないものではなく、変えられるものを変えていきましょう。
物事をとらえ直す6つの切り替え法
自分にとっては大変なことだと思えていても、視点を変えることで捉え方が変わります。
起きている出来事を悲観的に考えるのではなく、チャンスだと捉えることで解決できることがあります。視点の変え方をいくつか知っていれば、壁を乗り越えることも可能です。
今の不満については、視点を切り替えて考えてみましょう。
スイッチを切り替えて見てみる。
1. タイムスイッチ
時間のレンジを切り替えて物事を考えること。
目の前にある業務が辛いと感じたとき、3年後や10年後の自分から見ると、その業務がどのような意味を持っているのか、と時間の観点で見てみましょう。
2. ズームスイッチ
視野を切り替えて物事を考えること。
辛いことに直面していると視野は狭くなりがちです。視野を広く持って周りを見てみましょう。
3. ロールスイッチ
自分と相手の役割を切り替えて物事を考えること。
上司のやり方や発言が理解できないときには、上司の立場で考えてみましょう。理解できることもあるはずです。
フォーカスを切り替えて見てみる。
1. ゴールフォーカス
仕事やプロジェクトゴールに焦点をあてること。
上司の方針が変わり、仕事にやる気がでなくなったときなどは、仕事のゴールが何かに立ち戻って考えてみましょう。
2. チャンスフォーカス
仕事の中のチャンスに焦点をあてる。
つまらない、退屈だという仕事のネガティブ面でだけではなく、ポジティブ面を考えましょう。仕事をやり遂げた達成感や自分の評価など、自分自身のモチベーションを上げることが、何かあるはずです。。
3. リスクフォーカス
やらなかったリスクに焦点をあてること。
面倒な仕事を放りだすことで、どんなリスクがあるかを考えてみましょう。
やらなかったことのリスクを考えると、「今やらなければいけない」という理由がわかります。
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