簡単に仕事を辞められる時代だからこそ、しっかりと理由を考えるのが転職成功のコツ。

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現在、転職情報はネット上にたくさんあります。

次への行動が簡単に行えるため、安易に退職してしまう人もいるかもしれません。

そんな時代だからこそ、「なぜ辞めたいのか」ということをしっかりと考えてみることが大切です。

仕事に対する不満と転職理由は違います。現職への不満を志望動機に転化できるように考えましょう。

現状の不満を転職理由とするのはNG。

転職する人の多くが現職(前職)への不満を理由にしています。

「人間関係が悪い」、「忙しすぎる」、などです。

気をつけてほしいのは、その不満を解消したいというのが転職の理由だった場合、面接で理由の説明をすると不採用となるリスクが高いということです。

採用担当者は、あなたの転職理由を聞いて、また同じことが起きるのではないか、と懸念を持っています。

「上司の人使いが荒く残業が多い」、という退職理由を採用担当者が聞いた場合、人使いが荒い上司は、どの会社にもいるし、残業はどの会社でもある、と思ってしまいます。

すると採用担当者は、あなたは残業が多くなると、また同じことを繰り返して退職してしまうのではないかという疑問を持ちます。

第二新卒に多い退職理由は?

第二新卒者に多いのですが、転職理由として、「尊敬できる先輩がいない」という理由を挙げる人がいます。

しかし、よくよく話をきいてみると、自分の周囲だけの狭い範囲で判断している人がほとんどです。

上司や他部署の人、社内の成績優秀者と話をしたり、その人たちの仕事の様子を見ることもなく判断しているのです。

またそういう人に限って、単純な業務しか行っておらず、本来の業務をまだ行っていないのです。

基本の業務がちゃんとできないことには、本来の業務を任せることはできません。

そのこともわかっていないまま、自分の周囲を判断しているのです。

SNSからの情報だけを信じることで視野が狭まっている。

このような判断をしてしまう原因として、IoTの発達が考えられます。

インターネットで情報を見るのは簡単にできます。

他にもメールやSNSで同期と連絡を取ったり、他の会社の友人と連絡を取ることも可能です。

そのようなインターネットだけを通じて、世の中の情報を見て判断してしまうのです。

その一方で、上司や先輩との情報交換が減っています。

かつては、上司や先輩との飲み会を通して、色々な人と話をする機会がありましたが、今では「飲みにケーション」のような、上司や先輩と話をする機会も減っているからです。

同年代との情報交換も必要ですが、それでは同じレベルの情報しか入手できません。

もし幅広い情報を知りたいのであれば、同年代とは違った年代の人たちと話をして、情報を入手するのが大切です。

会社からの評価が期待できなれけば、3年かけて強みを作ろう。

停滞気味の会社では若手社員への期待が薄く、評価されにくいことがあります。

だからと言って、「評価されないから頑張らない」という考えで仕事をしていると、自分のスキルは伸びませんし、転職を考えたときにアピールできるものがないことになります。

もしあなたがいるのが社員への期待が薄い会社だったり、評価されにくい環境にいるのであれば、根本的に考え方を変えて、3年間は自分の強みを作るために仕事をするようにしましょう。

入社後3年未満での転職は、応募先企業からも、またすぐに辞めてしまうのではないかとの懸念を持たれます。

3年間仕事を続けることで、入社後すぐに辞めずに3年間勤めていた、という実績が作れますし、3年間頑張ることは強みにつながります。

ただしブラック企業に勤務している場合は別です。3年未満であっても早めに転職することをオススメします。

「自分が勤めている会社はブラック企業?」

そんな疑問を感じたら、転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントは、他の会社の情報を持っていますので、あなたが感じている疑問に答えてくれます。

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