社会の変化や環境の変化のスピードが速い時代です。
先が見えないことで、将来が不安になったり、将来を悩んだりしてしまうことはあります。
だからと言って、悩んでいるだけでは先に進めません。
ひとまず、具体的ではなくてもいいので、大きな方向性をイメージしましょう。
先が見えないことの不安。
「先が見えないから不安だ」と感じる人も多いですが、先が見えないのは普通のことです。
よく「将来の計画を持っておくべき」と言われることもありますが、現在は社会情勢や環境も含め、変化のスピードが速くなっています。
経済状況も同様で、今あなたが働いている会社が10年後も存在していると言える人は少ないでしょう。
10年後に起業しているなど、自分の将来を描ける人は別ですが、そうでない人は、先が見えないからと言って、悩む必要はありません。
将来の方向性やイメージを持とう。
将来の方向性やイメージは持っておいた方がよいです。「自分はこうなりたい」というイメージでも十分です。
そのためにどうしたらいいのか?ということを考えるのが大切です。「自分がなりたい姿」と「現在の自分の姿」を比較することで、GAPを見つけられます。
そのGAPを埋めるためにはどうしたらいいか、という観点で考えるのです。
例えば、将来会社の役員になりたい、と思うのであれば、役員になるために何が必要なのか、を考えるのです。
- 経営に関わる数字が分かる必要がある。
- 現場の仕事は一通り知っておく必要がある。
- マネジメントスキルが必要になる。
などです。
そこで今の自分に足らないものは何かを考え、それを補うために何をするのかを考え、それを実行に移していきましょう。
「先が見えない」と悩むよりも、将来のイメージに向かって着実に進んでいくことが大切です。
どうしても仕事への意欲がわかない。
「仕事への意欲が出ない」という悩みを持つ人も多いです。意欲は自然に起こる感情なので、意欲を出そうとして出てくるものではありません。
だからといって、そのままにしておいて良いというわけでもありません。解決しないままにしておくと、転職先でも同じようなことになってしまう可能性があります。
「仕事への意欲が出ない」理由として挙げられるのは、「そもそもやりたい仕事ではない」とか「それほど仕事をしたくない」というものです。
このような理由を持ってしまうのは、仕事に対する共感ができていないということです。
仕事での出会いがヤル気を生むこともある。
仕事がつまらいと思ってしまうことを解決する方法としては、仕事での出会いを増やすことがあります。
会社の上司でも、お客様でも、とにかく出会った人たちが何をしたいと思っているのか、どんな思いで仕事をしているのかを聞くのです。その思いに共感できれば、仕事への意欲が出てきます。
会社の上司の思いが理解できたり、お客様の思いを手伝いたいを思えたりすることで意欲が出てくるはずです。
逆にそれを聞かずに仕事を進めていると、表面的な出来事しか見えないため、辛いとか面倒だとか思ってしまい、仕事が余計につまらなく感じてしまうのです。
業務を記録して日々を振り返る。
意欲を出すための他の方法として、「自分の将来のイメージをもとにしたゴール設定をする」、というのもあります。
例えば、「1年後にはこうなっていたい」という自分の姿をイメージし、その1年後のゴールに向かって、具体的に何をするべきなのか月ごとの目標をを考え、毎日の業務で実践し、記録していきます。
大切なのは、定期的に自分の業務記録を振り返ることです。
1か月経って実績できたこと、できなかったことを把握し、出来なかったことについては、何故できなかったのかを確認します。
出来なかったことについては、「これが出来なかったので、次の1か月間はこれをやろう」と目標を立てていくのです。
客観的に振り返ってみると、月ごとの課題や次にやるべき目標がわかりやすいです。
このやり方は、転職を考えていなくても、着実にキャリアアップを行いたい人には効果的です。
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