転職に成功している人の共通項を見ると、転職活動をしっかりしていることが挙げられます。
転職活動は、自己分析、企業分析、業界分析、履歴書、職務経歴書などの書類作成、面接準備など、すべきことがたくさんあります。
転職活動をやるには、活動を続けるパワーとスピードが必要です。
5社の面接に行くためには50社の応募が必要
現在、書類を提出したあとに面接にいける可能性は1割くらいと見られています。
10社書類を提出して、1社面接にいけるかどうかです。
さらに、面接から採用になる可能性は2割くらいと言われています。
5社の面接を受けて、その中で1社から内定をもらえることになります。
つまり、採用になる割合は、50分の1くらいなので、50社に対して書類を提出して1社から採用される計算です。
50社の応募先企業に対して書類を提出することになりますので、それだけでもパワーが必要になります。
何度でも立ち上がる精神的なパワーが必要
1回書類選考で落ちただけで、活動をやめてしまう人がいます。
また、活動がおろそかになったり、活動を滞ってしまう人もいます。
先ほど書いた通り、計算上50社に書類を提出して1社から採用になりますので、49社は不採用です。
49社から不採用の連絡をもらうのは、精神的も辛い気持ちになります。
しかし、そのたびに落ち込んでいては、転職活動が進みません。
転職活動を進めている人は、他の人が落ち込んでいる間に、次の書類を提出しています。
49社が不採用でも次の1社で採用される、と思って活動しているのです。
そのように、不採用になってもめげずに次の書類を提出する前向きなパワーも必要です。
転職活動成功に必要な、決断するスピード。
転職活動を上手く進めるためには、速い決断が大切です。
まず、応募するかどうかの決断が必要です。
人気が高い求人は、情報が出るとすぐにたくさんの応募が集まります。
すぐに募集が締め切られたり、採用枠が埋まってしまったりします。
応募するかどうか考えたり、時間をかけて応募書類を作っている時間はありません。
チャンスを逃さないためにも、求人情報の検索と並行して、自己分析を早めにやって、応募書類の作成も準備しておきましょう。
気になる求人情報があったときには、早めに応募します。
そのあとすぐに、その求人情報の企業研究を始めましょう。
相手企業からは、早く入社してほしい、と言われることもあります。そのために、引継ぎ資料の準備などを早めに作成しておくなど、スムーズに退職できるようにしておくことも大切です。
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