面接の際、自分の経験やスキルをアピールすることになりますが、少なくとも応募先企業が求めている人材の要素に関連した経験やスキルをアピールする必要があります。
情報を収集・分析して、応募先企業が求めているものを探りましょう。
応募先企業のことを深く理解し、自分との共通点を見つけ出すことができれば、より適切なアピールをすることができます。それにより、面接担当者からも良い印象を得ることができます。
なるべく多くの情報を集めて、面接に臨むようにしましょう。
応募先のホームページは隅々まで読む。
会社概要、事業内容、商品・サービス、ニュースリリースなどは、どの企業のホームページでも記載されているので、トップページから全ページまで漏れなく読むようにしましょう。また、それ以外にも企業のホームページに、だいたい記載されているものがあります。
社長あいさつや取引先などは、面接の際に特に重要な内容になったります。社長あいさつは、社長の価値観や考え方が表れていますので、志望動機を伝える際、理念や言葉などを引用することができます。
また取引先のうち、自分が過去に何らかの関係があった企業があれば、話題にすることが可能ですし、その業界や企業への対応の仕方がわかっているというアピールができますので、細かくチェックしておくのが良いでしょう。
新卒採用のページがあれば、仕事の内容や事業内容が簡潔にわかりやすく記載してありますので、自分の知識を増やすためにも参考にすると良いです。
SNSを利用している企業は、それほど多くないかもしれませんが、もしあなたの応募先企業がSNSをやっているようなら、チェックを欠かさないようにしてください。
運良く、面接当日の話題にすることができれば、かなり好印象になるはずです。
企業ホームページにはない情報や業界の情報をネットで収集。
企業のホームページにない情報はインターネットで検索します。社名・経営者名・商品名などでネット検索をすると新聞記事や雑誌などの情報が見つかるはずです。
報道記事や経済紙、業界専門誌などでの紹介記事以外にも、商品ユーザーの口コミ情報などもを見てみましょう。顧客の視点で見た情報があると、応募先企業としてはありがたい情報になります。
また業界全体の情報も調べておきましょう。
例えば、IT通信業界であれば「IT 業界 市場」、「IT 業界 動向」「通信 再編」などのキーワードで検索すれば、市場動向がつかめます。
応募先企業が業界で、どのようなポジションにいるのか、同業他社との違いはどのような点なのか、を押さえておけば、その差を説明することで、説得力のある志望動機を語れるようになります。
運営する店舗・ショールームなどに足を運んでみる。
店舗やショールームを運営しているなら、実際に訪問し、自分の目で確認してみましょう。商品やサービス、スタッフの接客やオペレーションなどを自分の目で見ることで、具体的な話しができます。
現地まで行ってきたとわかれば、面接担当者からの印象も良くなります。
店舗によって接客の様子が変わっていることもあるので、複数の店舗展開されているようなら、なるべく多くの店舗を確認するようにした方が良いです。
応募先企業が販売している商品やサービスを購入できるのであれば、なるべく多く試しておきましょう。
顧客として、自分の体験を話すことができるので、志望動機などを説明する際にも説得力が増します。
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