面接担当者は、応募者のほんのちょっとしたしぐさやクセを見て、社会人としてのマナーや常識を判断します。しぐさやクセによっては、不採用になることもあります。
面接担当者をイラつかせるような、あきれさせるしぐさをしないように気をつけましょう。
だからといって、緊張しすぎて、本当の自分を見せられなくなるのも困ります。
ただし、つい気がゆるんだときに出てしまう、普段のクセには注意が必要です。
どんなクセがあるか、友人や家族に確認してみるのも良いでしょう。
面接の際、姿勢を崩す。
面接が進むと、無意識のうちに足や腕を組んでしまったり、机に肘をついたり、イスの背もたれやひじ掛けに寄りかかったりしてしてしまうことがあります。
面接担当者が気さくな人物でリラックスした雰囲気になると、気がゆるんで、出てしまうクセがあるので注意です。
相手によって態度が変わる。
自分より若い面接担当者に対して、タメ口で話してしまったり、ぞんざいな口調になったりする人がいます。
面接の最初の頃は礼儀正しかったのに、徐々になれなれしい口調になる人もいます。
徐々に態度が変わるのは悪い印象を与えます。
また、受付スタッフや、お茶を出してくれた女性スタッフに対しては横柄な態度を取り、面接担当者には腰が低い態度を取ったり、と相手によって態度を変えるのは、信頼を失いますので注意です。
面接の際、相手の目を見ない
面接の際、面接担当者と目を合わせない人がいます。じっと凝視するのはいけませんが、目を合わせることがないのは、マイナスの印象を与えます。
また、面接担当者が複数人数いる場合、質問をした一人の人だけに向けて話をするのもダメです。
すべての人にまんべんなく視線を送りながら、話をするようにしましょう。
筆記具をもてあそぶ。
無意識のうちにペンをクルクルと回したり、ボールペンをカチカチさせたりすると面接担当者は気になってしまい、面接に集中できません、
そればかりか、顧客との打ち合わせのときもこのようなことをしているのだろうかと思うと不安になり、採用を考えてしまいます。
メモを取らない。
面接担当者が会社や仕事について話をしているときに、メモを取らないと、やる気があるのか、働く意欲があるのか、と疑問を持たれます。
興味を持っているという姿勢を見せるためにも、メモを取ることは大切です。
また、「メモを取ってもよろしいでしょうか?」と一言声をかけると印象が良いです。
PCや携帯端末でメモを取る。
最近はメモを取るのに、ノートPCやタブレット端末を使う人が増えています。
絶対にNGという訳ではありませんが、応募先企業の業種業界や企業風土によっては、違和感を持つところもあるようです。
携帯端末でメモを取る際には、「スマホでメモをしてもよろしいでしょうか?」と一言声をかけて、許可を得てから使うのが無難です。
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