未経験業界や未経験職種への転職は、スキルが全くないからと言って、必ずしもゼロリセットになるということではありません。
あなたのスキルや経験が、思いがけない分野で生かせることも多いです。
まったくの異業界でも即戦力になることはできますので、未経験業界や未経験職種への転職も考えてみましょう。
未経験業界や未経験職種への転職
転職先を考えるとき、大きく分けて2つの選択肢があります。
同業界や同職種への転職と、異業界や異職種への転職です。
基本的には、異分野への転職は年齢が高くなるほど難しいです。
求職者自身、今から新しいことを覚えるのは自信がない、と後ろ向きになりがちです。
しかし、異業界、異職種への転職であっても、これまでの経験やスキルを活かせることがあります。
自分独りの思考で転職先を考えても、自分の経験やスキルを活かせて、より自分に向いている会社を探すことは難しいので、転職サイトや転職エージェントを利用して、あなたの経験やスキルを活かせる仕事を探してもらうことも大切です。
未経験者歓迎の理由
未経験者を歓迎する会社もあります。
どんな理由から、未経験者を歓迎するのか確認しましょう。
学ぶ意識が高い
同業他社からの転職の場合、「知っている、わかる」と考え、勉強しない人が多い。
一方、未経験者の場合、「知らない、わからない」と考えているために、学ぶ意識が高く、成長が早い。
定着率が高い
同業他社からの転職の場合、仕事のやり方や方針などを前職と比較してしまうために、会社になじめないことも多く早く辞めてしまうことがある。
一方、未経験者の場合、仕事のやり方や方針などに疑問を感じることも少ないので、会社への定着率が高い。
アイデア
同業他社からの転職の場合、新しいサービスや商品などを考える際、既存のサービスや商品にとらわれがちで、アイデアの範囲が広がらないことが多いです。
一方、未経験者の場合、違う業界での経験やスキルなどから、新しい発想でサービスや商品を考えることができます。
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