面接をスムーズに進める準備として、
- 情報収集
- 将来像をイメージ
- 質問集作成と回答
- 予行演習
の順番に進めていきましょう。
企業の情報収集からスタートし、働く姿を具体的にイメージする。
イメージを元にした想定質問集を作成し、自分で回答を考える。
その回答で予行演習をするのが、準備の一連の流れになります。
はじめに応募先企業の情報収集。
面接をスムーズに進めるための準備として、応募先企業の情報収集を行いましょう。
企業のホームページ、新聞、業界紙などを活用して、応募先企業が目指す将来像やビジネススタイルについて、情報を集めましょう。
情報を集めたら、しっかりと読み込んで、「自分が応募先企業に入社したら、どんな仕事をするのか」をイメージします。
そのイメージと比べて、今の仕事と何が変わるのか、自分が持っているスキルや経験で活かせるのは何か、という観点で、自己分析の結果や職務経歴書と照らし合わせていきましょう。
一つずつ具体的に絞り込んでいくことで、応募先企業にアピールできる軸が見つかります。
オリジナルの想定質問集には、自分の言葉で答えてみる
応募先企業にアピールできる軸が見つかったら、オリジナルの想定質問集を作成します。
想定質問集の内容は、自己紹介などの定番のものから、応募先企業に特化したものまで色々と考えられると思います。なるべく多く考えてみましょう。
その想定質問集に対して、自分の言葉で回答してみます。
そのときの注意点は、何故自分はその回答をしたのか、ということです。
面接担当者からの質問に回答したとき、その回答に対してさらに理由を問われることがあります。
そのようなときの準備のためにも、「自分は何故その回答をしたのか」という理由を考えておくと良いです。
想定問題集の回答は暗記しない。
想定質問集に対して、自分の言葉で回答したからといって、一字一句暗記するのは止めましょう。
実際の面接のとき、記憶を思い出しながら、たどたどしく話をする様子は、自信がない人という印象を与えます。
また、丸暗記していたために、面接で一度答えに詰まったとき、それ以降何を答えていいかわからなくなり、パニックになってしまう人も多くいます。
そのようなことにならないためにも、一字一句暗記するのは止めておきましょう。
予行演習で総仕上げ。好印象を与える話し方を。
面接をスムーズに進めるための準備として、最後にするのが模擬面接です。
想定質問集が出来たら、質問に対する答えを声を出して言ってみます。
どのように話をすれば、相手に伝わりやすいのか、何度も声を出して練習してみましょう。
慣れてきたら、家族や友人に協力してもらい、模擬面接をしてもらいます。
自分では気づかなかった話し方のクセや言い方、姿勢など気になることは指摘してもらいましょう。
説明が長いとか、説明が言い訳っぽく聞こえるなど、気づいたことは修正して、相手に良い印象を与えられるように準備をして本番を迎えましょう。
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