転職後(入社後)に失敗してしまうのは、どんな人?

転職後(入社後)に失敗してしまうのは、どんな人?

経験やスキルがあるにも関わらず転職活動がうまくいかない人がいます。

(参考記事はこちらから。「転職活動で失敗するのは、こんな人。」)

その一方で、就職活動で成功し、せっかく希望していた会社に入社することができたにも関わらず、入社後すぐに再び転職を考えてしまう人がいます。

なぜ、そのようなことになってしまうのでしょうか?

過度な給与交渉をした人

過度な給与交渉をした人はうまくいきません。

その会社の標準的な給与よりも高い額で入社した場合、周囲からの期待値が高まります。

その結果、早く実績を上げようと思い、焦ってしまったり、空回りしてしまったりして失敗してしまうことがよく起こります。

転職先でうまくやるためには、入社時に少し低めのポジションでいくのが良いです。

例えば、給与は前職の給与よりダウンしていても気にしない。

給与も前職よりダウンしても、それが会社の標準的な給与額であれば、過度なプレッシャーを与えられることもありません。

自分のペースで仕事を進め、実績を出すことができます。

肩書を気にしている人

転職がうまくいかない人の場合と同じですが、最初から肩書を気にしている人はうまくいきません。

肩書があると、周囲の社員からは警戒されます。

警戒されている間は、情報を得ることも難しいため、なかなか本来の仕事に取り掛かれません。

また肩書で指示することもできますが、その会社の習慣などを考慮したときに、その指示が合っているかどうかもわかりません。

もし会社の習慣と合っていなければ、成果が出せないことになります。

反対に、肩書を持っていなければ、周囲の社員に警戒されることもありませんし、早くなじむことができます。

早くなじめれば、それだけ早く協力を得られるようにるので、早めに成果を出すことができます。

自分の仕事の範囲から出ない人

それは自分の仕事ではない、と最初から言ってしまう人はうまくいきません。

自分の本来の仕事ではないことも初めのうちはやってみることで、会社の業務や様子がわかることもあります。

また、会社によって個人に求められる業務範囲が異なることもあります。

前職では担当がいてやってくれた業務でも、会社によっては自分でやる業務になっていることもあります。

例えば、PCのセットアップなどは、大手企業では担当部署があって手厚いサポートを受けることができますが、会社によっては自分ですべてやらなければいけないこともあります。

最初から自分の仕事ではないと断るのではなく、最初はやってみて、実際に自分の仕事ではないと判断できてから断っても遅くありません。

「最初のうちは、どんなことでもやってみる」、という気持ちが、転職後の成功のコツです。

前の会社の話をしてしまう人

中途採用者の中には、転職先の会社で、前の会社の話をしてしまう人がいます。

大企業から中小企業に転職した人に多いです。

中途採用者の行為の中では、最もしてはいけないことです。

このタイプの人は、会議の席などで「前の会社では、こういう方法でやっていました」などと発言してしまいます。

どんなにいい発言でも「前の会社では・・・」と言われると、それを聞いた方は、いい気がしません。自分たちが劣っていると暗に言われているように思えますし、他社のやり方を押しつけられているようにも思えます。

「そんなに前の会社のやり方がいいなら、前の会社に戻ればいいではないか」と思われてしまいます。

そんなことにならないように、もし発言する場合でも、「前の会社では・・・」と言わずに、「私の考えですが・・・」と自分の考えに置き換えて発言するのが良いでしょう。

その案が優れたものなら、あなたの株も上がります。

いずれにせよ、「前の会社」を持ち出すのは転職者にとってマイナスにしかなりません。

周囲の人たちに嫌われ、仕事がやりにくくならないようにするためにも、「前の会社」を引き合いに出すのは、くれぐれも注意しましょう。

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