機械・電気系技術職で働いていた方が職務経歴書でアピールするときに気をつけること。

技術職は専門性が問われる職種であり、採用に関しては実務経験が重要視されます。

技術力のアピールだけではなく、ヒューマンスキルも重要なアピールポイントになります。

入社してからのコミュニケーション力を判断されることもありますので、適切に伝えるように準備しましょう。

技術をアピールするときに気をつけること。

技術職の方の中には、職務経歴書に記載する際、「○○の設計」などとしか書いていないことがありますが、経験内容を理解しやすくするためにも、どこからどこまでの範囲に携わったのか、どの程度の裁量権を持って取り組んでいたのか、など採用担当者がイメージしやすい記載をしましょう。

要素技術、担当工程、プロジェクト内の役割を軸に、どのような範囲を担当していたのかをわかりやすく記載することが大切です。

採用担当者もピンポイントでの経験やスキルを求めていることが多いので、担当期間、技術や工程、役割などは表形式にして時系列で記載するとわかりやすくて良いです。

そこに、製造コスト削減や新規商品開発への関わりによる売上貢献など、数字でアピールできることがあると効果的です。

技術職からのキャリアチェンジの可能性

技術職は専門性が高いため、キャリアチェンジは難しい職種ですが、同業種他職種であればハードルが下がります。

業界知識や製品知識、工程理解などを接点として、技術職から営業職へのキャリアチェンジをアピールすることは可能でしょう。

技術力以外のアピールが大切。

技術力以外にも、ヒューマンスキルのアピールも大切です。

例えば、顧客との折衝を行ったことや他部署や他職種との連携、マネジメント経験を伝えることで、コミュニケーション力のアピールができます。

さらに、それらの経験によって獲得したスキルなどを伝えることができれば、採用後も新たな部署での活躍できる印象を与えることができます。

機械設計

設計した製品の特徴、材質、精密度などの要素技術の明確化が大切です。

開発内容や用途を詳細に記載し、どの工程を担当したのかを具体的に示しましょう。

電子回路設計

システム設計から量産に至る過程の中で、どの工程を手掛けたのかを具体的に記載します。

特に、システム全体の設計経験や、デジタルコンシューマー製品に応用できる経験はアピールポイントとなりますので、忘れずに記載しましょう。

生産技術

工程設計、設備設計、立ち上げ、保全などのうち、どの業務を担当していたのか明確化が必要です。

その中で品質向上やコスト削減などの改善を行った経験は、数値化して成果をアピールしましょう。

サービスエンジニア

同じ機器を扱っていても顧客によって職務内容は違います。

前職での仕事はどのようなものだったのかわかりやすく説明しましょう。

高度な専門知識を要する仕事なので、受けた研修にはどのようなものがあるのか、どのように学習してきたのか、なども詳細に説明すると良いです。

制御ソフト

開発言語、OS、ハードウェア、システムの種類などが、応募先企業の業務と合っているかが、採用選考では重要視されます。些細なことでも関わったことは、省かずに記載しましょう。

さらに、大規模なマイコン上での設計経験はアピールポイントになります。

プロジェクト規模やメンバーの人数やその中での役割など忘れずに記載しましょう。

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