安定した企業を希望するときに気をつけること。

「いい企業」に入りたいと思う人は多いです。

それでは、「いい企業」とは、どういう企業でしょう?

  • CMが有名。
  • みんなが知っている。
  • 上場している。

などという理由で「いい企業」を考えるのは注意です。

人気があることや有名なことがいい企業ではありません。例えば就職人気企業ランキングを見ると、10年で7割以上が入れ替わります。

世間の考える「いい企業」ではなく、あなた自身にとっての「いい企業」を選びましょう。

安定企業への転職希望が長期化の原因になる。

安定した企業というと「大企業」、「従業員数が多い」、「業績がいい」、などをイメージするかもしれません。
不景気な時期には、それらの安定したイメージを持つ有名企業への応募が増えるため、競争率が上がります。そのため、なかなか転職が決まらなくなってしまいます。

安定を求めて、有名企業だけに応募先を絞った結果、転職先がなかなか決まらなくなり、転職活動は長期化します。活動が長期化すると不安定な生活が長引きます。

安定した企業に転職して安定しようと思うと、反対に安定から遠ざかってしまうのです。

どんな企業を選ぶのがいいか?

今の安定した企業が10年後も安定しているかどうかはわかりません。

こんな時期だからこそ、安定した企業ではなく、これから成長できる企業を考えるのが良いです。世間が不景気だという中、投資や採用を控える企業がある一方で、投資や採用を進めている企業もあります。

こういう企業は勢いがあり、拡大志向です。

そして、景気が良い時期なら大手企業に入るような人材を不景気な時期に採用することで、業績を上げているのです。

これから伸びる企業が望む人材とは?

応募先企業を検討するとき、福利厚生が充実している。教育制度が充実している、一部上場している、有名な企業、という視点で探す人が多いですが、この視点ではこれから成長する企業は見つけられません。

成長の可能性がある企業で働くチャンスを得られるのは、自分で仕事を作れる人です。

これから成長する企業では、自分で仕事を作る余地があります。

こういう時期だからこそ、積極的に活動できる人材を求めているのです。

転職市場が買い手市場のときに、募集する企業は強い

買い手市場となっているとき、転職は厳しいかもしれません。

だからと言って、転職活動を控えた方がいいかと言うと、そうも言いきれません。厳しい時期だからこそ、チャンスをつかめます。

厳しい転職活動を乗り越えて入社した人は、働くことに対する意欲が高く、精神的にもタフな人が多いです。伸び盛りの企業に入ることで、企業の成長と併せて自分も成長できるため、相乗効果が得られます。

厳しい時期だからこそ、自分が成長するチャンスなのです。

知名度は低くても圧倒的シェアを誇る企業へ

安定企業の条件として、シェアが高い商品を扱っているという考え方もあります。

個人向けの商品ではなく、企業向けの商品を扱っている企業であれば、シェアが高い企業も多くあります。個人向けの商品ではないため、知名度は低いかもしれませんが、シェアが高いため、経営は安定しているのです。

有名でなくても将来が有望な企業で自分の成長を促すのが良いです。企業とともに成長できるチャンスです。企業の成長と共に自分も成長することができて、仕事のやりがいも感じられることでしょう。

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